freopen

freopen関数は、filename文字列を名前とするファイルをオープンし、そのファイルとstreamが指すストリームを結び付ける。modeに指定できる文字列とその意味はfopen関数と同じである。

filenameが空ポインタの場合、そのストリームに関連づけられているファイル名を指定したものとして扱う。その場合、freopen関数はそのストリームのモードをmodeで指定したモードへ変更する。どのモード変更を許可するか、またどのような状況での変更を許可するのかは、処理系定義である。

freopen関数は、まず指定されたストリームに関連づけられているファイルをクローズする。そして、そのストリームのエラー表示子とファイル終了表示子をクリアする。クローズに失敗した場合は、その失敗を無視する。

freopen関数の主な用途は、標準テキストストリーム（stderr、stdin、stdout）に関連づけられたファイルを変更することである。