signal

＜signal＞
概要	シグナルをキャッチする。
ヘッダ	`#include <signal.h>`
I/F	`void (signal(int sig, void (func)(int)))(int);`
戻り値	指定された操作が処理できる場合、指定されたシグナルsigに対して最も新しく成功したsignal関数呼出しのfuncの値。そうでない場合SIG_ERRの値(正の値をerrnoに格納する)。
詳細	signal関数は、sigで指定されたシグナル番号に応じて、funcで指定された処理を実行する。シグナル番号は6つある。SIGABRT(異常終了、例えばabort関数が発生させる)、SIGFPE(誤った算術演算、例えば0除算やオーバフローを発生する演算)、SIGILL(不正な関数イメージの検出、例えば不正命令等)、SIGINT(対話的なアテンションシグナルの受け取り)、SIGSEGV(記憶域への不正なアクセス)、SIGTERM(プログラムへ送信された終了要求)である。また、これら以外でも、追加のシグナルが処理系によって定義されうる。 signal関数は、funcにSIG_DELが指定されると、そのシグナルに対するデフォルトの操作を行う。funcにSIG_IGNが指定されると、そのシグナルを無視する。funcにそれ以外の値が指定されたとき、signal関数は、そのシグナルが発生した時に、funcを関数として呼び出す。