C言語の標準ライブラリva_argのリファレンスです。
概要 | 可変長引数から引数を1つ取得する。 |
ヘッダ | #include <stdarg.h> |
I/F | 型 va_arg(va_list ap, 型); |
戻り値 | va_startマクロの呼出し後の最初のva_argマクロの呼出しは、最終仮引数によって指定された実引数の次の実引数の値。その後の一連の呼出しは、残りの実引数の値を順に返す。 |
詳細 | va_argマクロは、可変個数の実引数から指定された型を持つ引数を1つ返却する。apは、va_startマクロかva_copyマクロによって初期化されている必要がある。va_argマクロの呼び出しごとに次の実引数の値が順に返されるようにapは更新される。型は、その型のオブジェクトへのポインタの型が、型の後ろに*を置くことによって得られる型名である必要がある。その条件に合わない場合、2つのケースを除いて、動作は未定義である。2つのケースとは、一方の型が符号付き整数型で、もう一方の型が対応する符号無し整数型であり、そしてその値が、両方の型で表現可能な値であるケースと一方の型がvoid型へのポインタで、もう一方の型が文字型へのポインタであるケースである。 |