C言語において、変数(へんすう、variable)とは、処理を行うために必要なデータを記憶しておく領域に名前をつけたものを意味します。名前がついているので、たくさんの種類のデータを扱う場合でも、簡単に区別がつきます。
変数を使用するためには変数の宣言をする必要があります。変数の宣言で最も簡単な方法は、変数の型と変数名を記述するような以下の書き方です。
変数とはデータの記憶領域に名前をつけたものです。C言語の変数について、変数宣言の仕方、名前のつけ方の制限について解説しています。
C言語において、変数(へんすう、variable)とは、処理を行うために必要なデータを記憶しておく領域に名前をつけたものを意味します。名前がついているので、たくさんの種類のデータを扱う場合でも、簡単に区別がつきます。
変数を使用するためには変数の宣言をする必要があります。変数の宣言で最も簡単な方法は、変数の型と変数名を記述するような以下の書き方です。
変数の型 変数名;
C言語での基本的な変数の型は、次の4つです。
型 | 意味 |
---|---|
char | 文字(文字列ではないことに注意) |
int | 整数 |
float | 浮動小数点数(単精度) |
double | 浮動小数点数(倍精度) |
変数宣言の例を見てみましょう。
main()
{
char c;
int age, weight1, occupation_code;
double standardScore = 0.0;
/* 以下省略 */
}
C言語ではこのように変数宣言を行います。変数の宣言は通常、関数の一番最初で行います。カンマで区切って一度に複数の変数を宣言することもできます。また、変数宣言の時に値を代入することにより、変数の初期化を行うこともできます。
変数名のつけ方には制限があります。
一般的なCコンパイラでは、変数名の長さに制限はありませんが、30文字以下に押さえるとよいでしょう。
予約語には次のものがあります。これらのキーワードは変数名として使用できません。
auto | double | int | struct |
break | else | long | switch |
case | enum | register | typedef |
char | extern | return | union |
const | float | short | unsigned |
continue | for | signed | void |
default | goto | sizeof | volatile |
| if | static | while |